お客の名前を覚え、貴女をどう売り込むか

貴女は普通客席についてからお客様を送り出すまでに何回位貴女の名前を会話の中でつかいますか。

名前を覚えていただくのも会話の中からです。

「いらっしゃいませ。本番の〇子です」と挨拶しただけで、後はお客様が帰られるまで一回も名前が出てこなかったではまだまだプロホステスとは言えません。

 

〇子と踊りましょう。

〇子がご案内します。

〇子が食べさせてあげる。

〇子が注ぎます。

〇子が持ちます。

〇子にもおしえて。

〇子も欲しいわ。

〇子と一緒ネ…

 

という具合に会話の中で貴女の名前を入れると知らず知らずのうちに、お客様は貴女の名前を覚えて下さいます。

それと並行して

 

〇〇様、いらっしゃいませ。

〇〇様、踊りましょう。

〇〇様、こちらよ。

〇〇様、アーンして。

〇〇様、ぐっとあけて。

〇〇様、私が持ちます。

〇〇様と一緒よ。

〇〇様、ステキ…

 

とお客様の名前を会話の中に入れることを忘れてはいけません。

お客様の名前をふんだんに使うことによって、

「この娘は俺の名前を覚えてくれてる」

「俺に気があるのでは?」

などと勝手にウヌボレるものです。ちょっとした心づかいで、優越感を覚え満足するものです。

話はとぎれなければ良いというものではありません。楽しむためにお客様は来られたのですから、楽しい話題を提供することが重要です。話題を提供するのは貴女であるが、話をするのはお客様です。貴女は聞き上手になって下さい。

 

 



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