理想的なホステス像とは(2)

景気がよい、悪いに関係なく、この業界の現実はとても厳しくなって来ました。従って中途半端な考え方、甘い考え方のホステスの時代は今まさに過ぎ去ろうとしています。はたして雑草のように生き抜いて幸せをつかんで行く人とはどんな人を指すのでしょうか。何のお仕事でも一流になると言う事は生やさしいものではないのです。残念ながらプロと言われる職業の中で男女を問わず私達がたずさわっている風俗営業に勤務する者が、一番だらしなく、なまけている人が多い様に思うが皆さんはどうでしょうか。

女性評論家で有名な坂西志保さんと言われる方がおられます。この方が口ぐせの様に「もし、お茶くみが私の仕事なら、私は日本一のお茶くみななって見せる自信がある」と言っています。お茶くみは会社や銀行のOLたちもあまり喜ばない仕事です。しかしそれが仕事の一つなら日本一にと言う坂西さんの信念がこめられているのです。

ホステスの皆さんは経営者からお給料をもらっているのではなく、毎日ご来店されるお客様からお給料をいただいているのですから、そのお客様の心をつかむのは当たり前の事です。先ほどの坂西志保さんの言葉をかみしめながら客席につかなければなりません。

ただボンヤリしていてはお金の儲からない時代が来たのです。お金を人より以上に儲けるためには、あなたの全てに「もと」をかけなければなりません。ですからホステス時代は去り、タレント時代が来たという事をくり返しているのです。タレント性豊かなホステスの多い店が繁盛するのです。


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