サービスの原点は女性の細かい心づかい

投稿者: | 170418

ご来店中のお客様はホステスのどんな小さな動きも見逃しません。たとえどんなに酔っていようとも、楽しげに我を忘れておしゃべりをしているように見えても、絶えずホステスの行動を観察しているのだということを忘れない様にして下さい。

 

12,3年前の話ですが、ある一流クラブのママさんの話です。この店はいまも栄えています。

ある時ビール瓶が爆発して、お客様が大ケガをしたのです。その時そのママが長襦袢の片袖をやぶってお客様の傷口にまいたのです。その動作の早いこと一瞬の間のあざやかさです。こんな事をされたら、お客様はすごく感激するでしょう。とっさの出来事ですから、勘定づくしや下心があっての行為ではありません。

ちょっと極端な例をあげましたが、その当時は誠心誠意お客様のサービスにあたるそんな時代だったのです。後で考えれば、そのお客様は大切なお得意であったかも、初めてのお客かもしれません。しかしとっさの場合、そこまで考えての行動ではなかったでしょう。ママの日ごろの心がけが、ぱっと行動に出たのではないでしょうか。

こんな大ケガの場合でなくても、ちょっとしたケガをされた時でも「なにかない、ほうたいにするようなもの、誰か早く」とただうろたえ探し回っている間に自分の新しいハンカチを出して巻いてあげる…これは心がけの問題です。こういう女らしいやさしい気持ちになることが先決なのです。

最近ではこういうやさしい、細かい思いやりのある心づかいが出来る人は、少なくなりましたが、お客様にはいつも細心の心づかいが欲しいものです。

この心づかいがサービス業の原点なのです。

 

 


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